亡父が経営していた株式の所有をめぐり争いが生じた事例
事案の概要
亡父は会社を経営していたところ、同社の株式につき遺産分割調停が申し立てられたため、応対の依頼がありました。
調停の結果、遺産の株式を当方が取得するとともに、相手方の所有する株式を当方で買い取り、かつ、相手方には取締役を辞任するとの内容で調停成立に至りました。
コメント
同族企業の場合、株主の管理が万全ではなく、本当の株主は誰かとの争いが生じがちであり、本件はまさにそのような事案でした。オーナーとしては自分の死後に争いが起きないような対策をとることが必要です。